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【通貨】外為サマリー:一時1ドル111円10銭台を回復、米10年債利回りがやや持ち直す

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円06銭前後と、前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高で推移している。

 欧州時間のドル円相場は値を戻す展開で、午後4時40分頃には一時111円10銭台を回復。時間外取引で米10年債の利回りが2.24%台と、やや持ち直していることがドルの買い手掛かりとなったようだ。ただ、トランプ米政権の「ロシアゲート」疑惑が依然くすぶっているほか、「メイ英首相が、合意なしでも欧州連合(EU)から離脱する用意があると述べた」と報じられたことで欧州政治リスクが再燃しており、戻りは限定的となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=123円72銭前後と同70銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1139ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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