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【通貨】外為サマリー:1ドル111円ライン意識し一進一退、米予算教書の概要に反応限定的

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=110円98銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=124円79銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は111円ラインを意識した一進一退。正午前後に111円20銭まで上昇したが、上値は重く、その後は午後2時50分過ぎに一時110円94銭まで値を下げる場面があった。米紙によるトランプ政権の「ロシアゲート」絡む報道が警戒感を呼んだほか、英国マンチェスターでの爆発事件がテロの可能性が高いことも警戒感を呼んだ。ただ、全般的に様子見姿勢が強く積極的にポジションを傾ける動きは控えられた。米ホワイトハウスは、トランプ大統領の18年度(17年10月~18年9月)の予算教書の概要を公表したが、市場の反応は限られている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1245ドル前後と前日に比べ0.0070ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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