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【材料】ハイパー---2017年12月期予想営業利益は前期比3割増を見込む

ハイパー <日足> 「株探」多機能チャートより

ハイパー<3054>は12日、2017年12 月期第1四半期決算(連結)を発表した。2017年12月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の59.50億円、営業利益が同23.9%増の1.62億円、経常利益が同24.5%増の1.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同42.8%増の1.13億円となった。

主力の情報機器販売事業においてはパソコン販売台数が堅調に推移した。同社の販売先である法人向けコンピュータ市場においては、Windows XPのサポート終了にともなう切り替え需要の反動減からの回復基調が持続しているためだ。第2の事業として育成しているアスクルエージェント事業も順調な売上伸長が続いた。利益面では粗利益率が前年同期比0.4ポイント改善し13.3%となった。増収効果に加え在庫管理の徹底がはかられたため。

同社は2017年12月期業績予想において、4月24日に上方修正した数値を変えていない。売上高が前期比13.2%増の218.00億円、営業利益が同29.6%増の2.50億円、経常利益が同28.7%増の2.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.0%増の1.50億円を見込む。国内パソコン市場における販売回復の兆しと徹底した在庫管理による粗利益率の改善が期待されるためである。

《TN》

 提供:フィスコ

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