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【材料】イントランス---2018年3月期は開発用不動産及び収益不動産の仕入に注力

イントランス <日足> 「株探」多機能チャートより

イントランス<3237>は11日、2017年3月期連結決算を発表した。2017年3月期連結業績は、売上高が前期比18.2%増の27.43億円、営業利益が同28.7%増の5.69億円、経常利益が同27.4%増の4.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同40.3%増の2.84億円となった。

売上高の7割強を占めるプリンシパルインベストメント事業は、いわゆる不動産投資・再生を行う事業である。2017年3月期は横浜中華街の物件売却などにより、営業損益段階での黒字転換を達成した。安定的な収益を生み出すソリューション事業は売上高の約2割を占める。前期計上したM&A手数料収入が一巡したものの、昨年8月に取得した和歌山マリーナシティ内3施設の配当金収入が好調に推移した。その他事業では連結子会社 大多喜ハーブガーデンを中心に収益が若干改善した。

2018年3月期連結業績予想は、売上高が前期比8.9%減の25.00億円、営業利益が同17.5%減の4.70億円、経常利益が同23.9%減の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.2%減の2.30億円を見込む。保有不動産の販売戦略見直しを行うとともに、小~中規模の開発用不動産の仕入強化及び安定収益の拡大を目的とした収益不動産の取得に注力するためとしている。

《TN》

 提供:フィスコ

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