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【通貨】外為サマリー:1ドル111円20銭前後で推移、方向感に欠ける展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円26銭前後と前日午後5時時点に比べ横ばいで推移している。

 前日のニューヨーク市場は米金利上昇を受け一時111円60銭まで上昇したが、原油安などを嫌気し111円05銭まで下落した。結局、111円20銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場に移ってからも111円20銭前後で一進一退。111円後半では売り物が膨らみ上値を抑えられており、展開材料不足のなか方向感に欠ける展開となっている。市場では今晩発表の米1~3月期国内総生産(GDP)の結果が注目されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0862ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=120円83銭前後と同50銭前後のユーロ安・円高で推移している。27日の欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が決定された。ドラギ総裁の会見は、全体的にハト派的な内容と受け止められユーロはやや軟調に推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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