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【通貨】3月31 日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円97銭から111円25銭まで下落した。

トランプ米大統領が公正な貿易を目指した大統領令に署名したことや、ダドリーNY連銀総裁の「金融政策引き締めの緊急性はない」との発言を受けて、米国の利上げペース加速観測が後退し、ドル売りが優勢となった。



ユーロ・ドルは、1.0702ドルまで上昇後、1.0665ドルへ下落した。予想を下回ったユーロ圏3月消費者物価指数速報値を受けて欧州中央銀行(ECB)が当面緩和策を維持するとの見方が強まりユーロ売りが再燃した。

ユーロ・円は、119円60銭から118円69銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.2454ドルから1.2548ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9995フランから1.0025フランのレンジで上下に振れた。

 

[経済指標]・米・3月シカゴ購買部協会景気指数:57.7(予想:56.9、2月:57.4)・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:96.9(予想:97.8、速報値:97.6)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.5%(速報値:2.4%)・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.4%(速報値:2.2%)・米・2月コアPCE価格指数:前年比+1.8%(予想:+1.7%、1月:+1.8%←+1.7%)・米・2月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、1月:+0.5%←+0.4%)・米・2月個人消費支出(PCE):前月比+0.1%(予想:+0.2%、1月:+0.2%)

《KY》

 提供:フィスコ

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