市場ニュース

戻る
 

【通貨】3月28 日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円18銭まで下落後、111円20銭まで上昇し111円20銭で引けた。

米3月消費者信頼感指数が17年ぶり、3月リッチモンド連銀製造業指数が7年ぶり高水準に達したほか、2月前渡商品貿易赤字が予想以上に縮小したため第1四半期の国内総生産(GDP)成長期待が強まりドル買いが加速、ストップを巻き込み上昇。

米共和党指導者がタイムラインは設定しないが医療保険制度改革(オバマケア)を廃止する方針にかわりはないとしたこともトランプ政権への経済政策への期待再燃につながりリスク選好の円売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0872ドルへ上昇後、1.0799ドルへ下落して1.0810ドルで引けた。欧米金利差の拡大を受けてユーロ売り・ドル買いが再燃。ユーロ・円は、119円70銭から120円18銭へ上昇した。トランプ政権の経済政策への期待が再燃。

ポンド・ドルは、1.2564ドルから1.2441ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9832フランから0.9935フランへ上昇した。

 

[経済指標]・米・2月前渡商品貿易収支:?648億ドル(予想:?664億ドル、1月?688億ドル)・米・2月卸売在庫:前月比+0.4%(予想:+0.2%、1月:-0.3%←-0.2%)・米・3月消費者信頼感指数:125.6(予想:114.0、2月:116.1←114.8)・米・3月リッチモンド連銀製造業指数:22(予想:15、2月:17)・米・1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.73%(予想:+5.60%、12月:+5.47%←+5.58%)

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均