【通貨】東京為替:ドル・円はもみあい、日本株高も買い続かず
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
28日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。日本株は大幅高高となったが、米金利の伸び悩みでドル買いは強まっていない。
ドル・円は、前日NY市場では110円前半まで売られたが、今日のアジア市場では朝方から国内勢による年度末の買いが観測され、一時110円83銭まで上昇した。ただ、買い一巡後は失速し、値を下げる展開となった。
ランチタイムの日経平均先物は200円超高で目先の日本株高継続が予想され、リスク回避の円買いは弱まったもよう。一方、米10年債利回りが2.37%台で伸び悩んでおり、ドル買いは強まっていないようだ。
ここまでのドル・円の取引レンジは110円55銭から110円83銭、ユーロ・円は120円12銭から120円38銭、ユーロ・ドルは1.0856ドルから1.0869ドルで推移した。
【要人発言】
・麻生財務相
「為替市場は憶測で動く傾向がある」
・カプラン米ダラス連銀総裁
「米国経済の前進が継続すれば、一段の利上げを支持」
《MK》
提供:フィスコ