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【通貨】NY為替:英国のEU離脱の経済的影響を懸念した円買い

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円89銭から112円49銭まで下落し、112円56銭で引けた。英国の欧州連合(EU)からの離脱は世界経済に不透明感を与えるとの警戒感が再燃し、リスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0760ドルから1.0725ドルまで下落し、1.0739ドルで引けた。英国がEUから離脱すれば、欧州経済にも影響を与えるとの懸念が再浮上し、ユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、121円37銭から120円72銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.2397ドルから1.2335ドルまで下落した。英国が今月29日にリスボン基本条約第50条を発動し、正式に離脱の意思をEUに提示する計画であることを明らかにしたが、経済全体に与える影響を警戒したポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9958フランから0.9991フランまで上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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