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【経済】中国:広汽三菱がエンジン工場新設へ、長沙で年産能力30万基


エンジンの生産拠点として、広汽三菱汽車有限公司(広汽三菱)が湖南省の長沙経済技術開発区を選定した。投資額は50億人民元(約824億円)を見込む。新設工場に関しては、すでに環境アセスメントなどを通過した。新工場の稼働後、「広汽三菱」ブランド車のエンジンはすべて中国製となる。網通社などが15日に伝えた。
エンジンの年産能力は30万台に設定する。長沙の星沙工場では、すでに完成車生産能力の増強プロジェクトが完工した。年産能力は13万台以上に拡大している。
昨年9月末に「アウトランダー」の中国現地生産モデルを発売。現地の販売に勢いがついた。新たなモデルの生産開始も想定する。
広汽三菱の中国新車販売は、2016年に11.5%成長。6万2811台を数えた。17年は大幅な販売増を予想する。年間目標を10万台(前年比↑59%)超に設定した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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