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【通貨】外為サマリー:1ドル113円前半へ大幅なドル安、米国は「年3回」の利上げ観測維持

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円24銭前後と前日午後5時時点に比べ1円40銭強のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は113円前半へ急落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は0.75~1.00%と0.25%引き上げられた。ただ、「年3回」の利上げ見通しは維持された。年4回の利上げ期待が後退したことから、ドルには失望売りが膨らみニューヨーク市場で一時113円15銭まで下落。東京市場に移ってからも軟調な値動きを続けている。FOMCでは「タカ派」色が後退したことから、ドル上昇には新たな材料が必要とみられている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0735ドル前後と同0.0090ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円58銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。オランダ総選挙で、極右政党の自由党が第一党の座を逃したと報道されたことを受け、ユーロには安心感からの買いが流入している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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