【通貨】東京為替：株安継続でリスク選好的な円売り拡大せず

16日午前の東京市場でドル・円は113円20銭台で推移。豪失業率上昇を嫌気した豪ドル売り・円買いが増えた影響でドルは一時113円16銭まで下落した。豪ドル売り・円買いは一巡しており、リスク回避的な米ドル売り・円買いはやや一服しているが、株安継続を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。ここまでのドル・円の取引レンジは113円16銭から113円55銭となっている。
・ユーロ・円は、121円59銭から121円88銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0723ドルから1.0746ドルで推移

■今後のポイント
・113円以下には個人勢、短期筋などのドル買い興味残る
・1ドル＝115円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物（時間外取引）：高値49.20ドル　安値49.01ドル　直近値49.13ドル

《MK》

　提供：フィスコ