市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、米3月利上げ観測で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

8日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。米3月利上げ観測の継続でドル売りは限定的となった。ドル・円は、9日の欧州中銀(ECB)理事会と10日の米2月雇用統計発表を控え積極的に動きづらいなか、朝方114円02銭を付けた後は、日経平均株価の軟調地合いを手がかりにドル売り基調となった。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、目先の日本株安継続を警戒したドル売り・円買いに振れやすい。ただ、米3月利上げ期待に変わりはなく、ドルの下げは限定的。現時点ではさらに大きく下げる展開は想定しにくい。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円75銭から114円02銭、ユーロ・円は120円23銭から120円50銭、ユーロ・ドルは1.0563ドルから1.0574ドルで推移した。


【経済指標】

・1月経常収支:+655億円(予想:+2700億円、12月:+1兆1122億円)

・10-12月GDP2次速報:前期比年率+1.2%(予想:+1.6%、1次速報:+1.0%)




【要人発言】

・安倍首相

「できるだけ早くデフレから脱却したい」

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均