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【通貨】外為サマリー:1ドル113円後半で一進一退、米長期金利低下で上値重い展開

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円83銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=120円90銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午後に入り113円80銭前後でもみ合い状態。朝方は114円前半で推移していたが、午前10時過ぎに114円台を割り込み、一時113円75銭まで下落した。ただ、売り一巡後は一進一退状態となった。市場では米早期利上げ観測が強まっているが、ドル円の115円ライン突破はできなかったことから、上値の重さが嫌気されポジション調整の売りが優勢となっている。米10年物国債の利回りが時間外取引で下落していることも上値を抑える要因となっている。連日で最高値を更新している今晩のNYダウの動向などが市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0620ドル前後と前日に比べ 0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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