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2017年01月27日18時12分

【材料】三井智映子と始める資産運用入門(番外編):つなぎ売りをマスターしよう!


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子です。

今回は株主優待で知らないと損?!な「つなぎ売り」についてお伝えしたいと思います。
つなぎ売りというのは、買い注文と売り注文を一緒にする、つまり現物買い注文と信用売り注文をセットで成行で発注することです。同時に成行注文を発注した場合、買いと売りが同時に約定します。この場合、約定後に株価が上がっても下がっても買いと売りで損益が相殺されますね。

また長期投資の際にもつなぎ売りが使えます。長期保有ではすでに株式を保有していますから、大きく下落しそうな局面の時に信用売り注文を入れればどちらに動いても利益も損失もなくなります。下落した後に買い戻せば値下がり損を回避することができるということになりますね。もし下落せずに上昇しても、その上昇した分の利益が取れないだけでマイナスにはなりません。

このようにつなぎ売りは株式保有のリスクヘッジの方法の一つと言えます。
大きく下落しそうだけどポジションを持っていたいという際には有用でしょう。

さて、ではこの「つなぎ売り」を株主優待でどう使うのか、そこが気になるところですよね。
株主優待は基本的には株式を保有している株主にもらえるというものですが、つなぎ売りを使えば信用売りとの組み合わせで損益を確定させながら、株主優待の権利を取ることができます。
つまり株主優待タダ取りという状態にできるわけです!前提として株主優待を取得するためには、権利確定日(平日)を含めて4営業日前の権利付最終日に現物株式を購入しておく必要があります。例えば2017年の1月末が権利確定日の銘柄だと、権利確定日は1月31日なので1月26日が権利付最終日、27日が権利落ち日となります。優待の権利確定日までに優待をもらいたい個人投資家の買いが入りやすいため株価が上がりやすく、権利確定日後は優待をゲットした投資家が売ることもあるため株価が下がるリスクもあります。「つなぎ売り」は、株主優待の権利付最終日の寄付きか引けに、現物買い注文と信用売り注文をセットで成行で発注するので、株価下落リスクを取らずに株主優待をゲットできるのです。

「つなぎ売り」をする際に注意して頂きたいのは逆日歩を避けること。一般信用取引を利用することをおすすめします。
【逆日歩とは】
信用取引で空売りする際に株式を借りて株式を買い戻すわけですが、株式を借りるときにかかる費用が逆日歩だと考えてください。制度信用取引の場合、逆日歩がかかってしまい、逆日歩のコストだけで数千円~数万円の負担となる可能性もあります。一般信用取引ではこの逆日歩がかかりません。また信用取引で空売りをする必要がありますので銘柄が貸借銘柄に指定されていて、一般信用取引で売り建て可能な銘柄でトライしてみてください。

「つなぎ売り」のために信用取引をはじめるならどの証券会社がいいのかといいますと、サービス面ではSBI証券がイチオシです。一般信用取引では返済期限が当日の日計り取引ができるようになったことが使いやすく、日計り一般信用取引の中で「HYPER空売り」がつなぎ売りにはGOODです。ちなみに日計り信用取引というのは新規建て日当日が決済期日となる一般信用取引で提供するサービスのことです。また日計り一般信用取引の場合は1注文の約定金額300万円以上の場合はなんと金利・貸株料が0%になるのです!制度信用取引よりもお得な金利で取引ができますのでオススメです!

つなぎ売りを上手に使って株主優待をお得にゲットしてみてくださいね。
三井智映子と始める「資産運用入門」は資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《SK》

 提供:フィスコ
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