【市況】ETF売買動向＝26日大引け、全銘柄の合計売買代金2182億円

　26日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.3％増の2182億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同25.0％増の1994億円だった。

　個別では上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> など14銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは日経３００上場投信 <1319> が4.17％高、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> が3.98％高、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> が3.65％高、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が3.49％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は22.35％安、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は12.13％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は5.87％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が344円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1434億8400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1094億1200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が245億3800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が85億2100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億5000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が51億3700万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が21億9300万円の売買代金となった。

株探ニュース