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【通貨】外為サマリー:一時113円00銭台に下落、トランプ政権の保護主義姿勢を警戒

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円14銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭前後のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は軟調推移。NYダウが初の2万ドル台に乗せ、この日の日経平均株価も大幅に値を上げているが、トランプ米大統領の保護主義政策によるドル高けん制思惑で上値は重い展開。株式市場との連動性は薄れた格好だ。午前9時過ぎに一時、113円04銭まで下落する場面があった。メキシコとの国境沿いに壁を建設する大統領令に署名したことも、保護主義への警戒感を高める要因となった。為替相場は、株高に対する期待と米保護主義への懸念との間での綱引き状態にあるが、「当面は保護主義への懸念が強い」(アナリスト)との見方が出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0763ドル前後と同0.0050ドル前後のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円77銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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