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【通貨】外為サマリー:1ドル113円前半に下落、米大統領就任式経て下値探る動きに

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円35銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円40銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=121円83銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前11時過ぎ以降、113円50銭前後での一進一退が続いた。しかし、午後2時過ぎから再度、下値を探る展開となり113円30銭台まで下押した。20日の米大統領選での演説は、経済政策に踏み込んだ内容はなく、その後、環太平洋経済連携協定(TPP)離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が表明され、保護主義への懸念が広がった。これまでのトランプ・ラリーで積み上がったドル高・円安の反対売買が活発化しており、相場の落ち着き処を探る展開となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0748ドル前後と前週末に比べ 0.0070ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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