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【通貨】外為サマリー:1ドル113円70銭台へ下落、米国の保護主義警戒し軟調

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円90銭前後と前週末午後5時時点に比べ90銭前後の大幅なドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は軟調展開。午前8時過ぎに114円台を割り込み、一時、113円75銭まで値を下げる場面があった。20日のトランプ米大統領の就任演説では、期待された経済政策への具体的な言及はなく、環太平洋経済連携協定(TPP)離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が表明された。市場には保護主義への懸念が浮上しドル安・円高の動きが強まっている。当面は113円後半でドルは下げ止まるかが焦点となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0724ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=122円14銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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