市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル115円ラインの攻防、上値では利益確定売りも

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=115円08銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米12月住宅着工件数や米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は堅調な結果だったほか、ムニューチン次期米財務長官が上院委員会の承認公聴会で「長期的には強いドルが重要」と述べたことを受け、一時115円61銭までドルは上昇する場面があった。

 この日の東京市場に移ってからは115円ラインを巡る攻防となっている。午前9時過ぎに115円12銭まで値を上げる場面があったが、上値では利益確定売りが膨らんでいる。日本時間の21日午前1時半(米国20日午前11時半)から始まる米大統領就任式を控え様子見姿勢も出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0653ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=122円63銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均