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【通貨】東京為替:ドル・円は115円69銭付近、日本株の下落を嫌気

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

10日午前の東京外為市場では、ドル・円は115円69銭付近。116円付近でもみあいが続いたが、日本株の下落を受けドルは115円台半ばまで値を下げた。

ドル・円は、前日海外市場でリスク回避的な動きが強まり、116円台を割り込んだ。連休明け東京市場でもその流れを受け継ぎ、ドル売り・円買いに振れやすい値動きとなった。
買い遅れた投資家による押し目買いにより、ドルは一時116円21銭まで切り返したが、その後日経平均の前引けにかけてのマイナス圏転落でドルは115円49銭まで下落。

麻生太郎財務相と米投資家ジョージ・ソロス氏が為替に関して意見交換したとの思惑が広がったようだ。ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏推移が続いており、目先も円買いに振れやすい展開が続きそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは115円50銭から116円21銭、ユーロ・円は122円33銭から122円92銭、ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0613ドルで推移した。

《XH》

 提供:フィスコ

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