【材料】海運株が軒並み堅調、バルチック指数が年末戻り足に

　日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が堅調、業種別値上がり率上位にランクされている。

　鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前週末時点で３日続伸、３３ポイント高で９６１まで水準を戻している。バルチック指数は１２月に入り大幅下落基調にあっただけに、年末にきて戻り足に転じたことは買い安心感につながる材料。為替も１ドル＝１１７円台後半と円安方向に振れていることもドル建て決済の海運セクターには有利な思惑として働いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）