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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,100円~19,400円。 

 米ダウ平均は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を控え、概ね様子見姿勢から大きな動きは無いと推測との覆し、マーケットはこの日もリスクオンの展開から7日連続で史上最高値を更新し、指数は20,000ドルの大台に迫る水準で取引を終了。ただ、シカゴの日経先物は、前日に日本市場で先行して上昇していた影響もあり、東証の日経平均に比べ小幅高に留まって取引を終えていることから、東京市場の朝方も売り買い拮抗により、昨日の終値近辺での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、欧米市場が堅調なことを手掛かりに、相場は底堅く推移することが予想され、為替市場はドルが堅調で原油価格も上昇しているだけに、引き続き輸出関連株や資源株を中心に買い優勢の取引が想定される。

 但し、日米共に高値警戒感は依然根強く、米ダウ平均が20,000ドルの大台を達成すれば達成感も懸念され、また、イベント(FOMC)通過をきっかけに調整が入り易いとの意見も多く、米連邦準備制度理事会(FRB)の決定を前にポジション調整に動く可能性もあるだけに、終盤の急落には十分用心して相場に参加したい。

 テクニカル的には、5日移動平均線(19,083円)が目先の下値メドとなり、上値はボリンジャーバンドの+2σ(19,513円)が目先の抵抗線となりそうだ。

新興市場のジャスダック平均は、再び動きが活発になってきたことから、上値は2,700ポイント突破を意識しながら、ボリンジャーバンドの+2σ(2,720ポイント)が目先の上値抵抗線となり、下値は一目均衡表の転換線(2,669ポイント)がサポートラインとなりそうで、マザーズ指数は、昨日上抜いた75日移動平均線(922ポイント)が支持線となり、上値は新たに200日移動平均線(977ポイント)が抵抗線となるだろう。

 本日の予想レンジ 19,100円~19,400円。(ストック・データバンク 編集部)

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