市場ニュース

戻る
 

【市況】10時時点の日経平均は前日比91.68円安、イタリアショックは限定的だがメガバンクは売り優勢


10時時点の日経平均は前日比91.68円安の18334.40円で推移している。ここまでの高値は9時07分の18365.74円、安値は9時40分の18286.02円。東証一部の売買代金は6500億円ほどとなっている。朝方実施されたイタリア国民投票の開票結果は反対派の勝利となったことから、レンツィ首相は辞任を表明。為替市場では、ユーロ売りが強まる場面が見られたが、市場はある程度織り込んでおり下げは限定的となっている。ドル・円は113円70銭台、ユーロ・円は120円00銭台。

TOPIAコア30銘柄では、レンツィ政権崩壊でイタリア大手銀行のモンテ・パスキ救済策に遅れが生じるとの懸念から、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>の下げが目立つ。また、三井不動<8801>、野村<8604>、ホンダ<7267>もさえない。一方、ソニー<6758>、NTT<9432>がしっかり。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均