【通貨】東京為替：ユーロ・円はしっかりも、反落に警戒

ユーロ・円はしっかりの展開で足元は121円80銭台で推移している。来年のフランス大統領選で極右政党候補者の勝利の可能性が低下しており、ユーロ・円は6月以来の高値水準を回復しつつある。ただ、今週末の憲法改正の是非を問うイタリア国民投票で改憲案が否決されれば現政権が退陣し、欧州金融不安に発展するとの警戒感から、ユーロ売りが強まる可能性が指摘される。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円58銭から114円19銭、ユーロ・円は121円22銭から121円75銭、ユーロ・ドルは1.0657ドルから1.0690ドルで推移している。

《MT》

　提供：フィスコ