【通貨】東京為替：株安を意識したドル売りは一巡か

ドル・円は、113円77銭近辺で推移。日経平均株価の下落を嫌気したドル売りは一巡しつつあるようだ。ドルは113円58銭まで下落しているが、日本時間夜に11月米雇用統計の発表を控えていること、113円50銭近辺には個人勢などのドル買い注文が残されていることから、アジア市場で円買いがさらに広がる可能性は低いとみられている。ここまでのドル・円の取引レンジは113円58銭から114円19銭。
・ユーロ・円は下げ渋り、121円22銭から121円74銭で推移
・ユーロ・ドルはもみあい、1.0657ドルから1.0676ドルで推移

■今後のポイント
・113円50銭近辺で個人勢のドル買い興味残る
・115円台で輸出企業などのドル売り予約はさらに増えるとの見方

・NY原油先物（時間外取引）：高値51.30ドル　安値50.95ドル　直近値51.00ドル

《MK》

　提供：フィスコ