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2016年12月01日14時36分

【材料】富士通が1年5カ月ぶりに700円回復、AI関連分野で存在感

富士通 <日足> 「株探」多機能チャートより
 富士通<6702>が続伸、昨年6月29日以来約1年5カ月ぶりの700円台を回復した。ICTサービスやサーバーなどコンピューター分野で国内トップ、同社が開発したスーパーコンピューター「京」は有名だが、その高度な技術力を駆使して人工知能(AI)分野での展開も加速している。

 ビッグデータの普及とともに、ディープラーニング(深層学習)がAIを進化させる中核技術として注目されている。ディープラーニングは、今年の3月にグーグルが開発した人工知能「アルファ碁」が囲碁の世界トップ棋士である韓国の李世ドル(イ・セドル)氏との対戦で圧勝したことで一躍、脚光を浴びた経緯がある。

 同社はディープラーニングの計算を高速で行う半導体開発に踏み込んでおり、市場の関心を高めている。また、経済産業省所管の独立行政法人である産総研はディープラーニングの演算能力で世界トップを狙うスーパーコンピューターの開発に動き出しており、今後同分野を巡る日本の技術力が試されることになる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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