【市況】ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1124億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比37.8％減の1124億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同38.7％減の980億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物商品指数上場投資信託 <1687> が10.16％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は4.64％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が49円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金696億5200万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1033億9000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が122億3200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が48億3000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億3500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億2900万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が11億9400万円の売買代金となった。

株探ニュース