【材料】住友化が5日続伸でフシ目の戻り高値を突破、有機EL向けタッチパネルに期待感
住友化 <日足> 「株探」多機能チャートより
16年4~9月期は営業利益段階で472億5400万円と前年同期比4割減少、通期予想も従来見込みの1400億円から1200億円(前期比27%減)に下方修正したが、株価は既に織り込み来期の回復にマーケットの視線は移行している。来年は米アップルのiPhone新機種への採用などで有機EL市場の急拡大が予想されている。住友化は有機EL向けでガラス製タッチセンサーパネルの生産能力増強に動く方針にあり、新たな収益成長エンジンとして注目されている。証券系調査機関の投資評価も総じて強気見通しを堅持するところが多い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)