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【材料】レカム---17.9期は大幅増益見通し、ネットワーク関連商材の販売を強化

レカム <日足> 「株探」多機能チャートより

レカム<3323>は14日、2016年9月期決算を発表。売上高が前期比18.9%増の44.21億円、営業利益が1.24億円(前年同期は0.64億円の損失)、経常利益が0.97億円(同0.67億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が同88.4%増の0.54億円だった。

セグメント別では、情報通信事業の売上高は前年同期比15.3%増の40.75億円、セグメント利益は0.49億円(前年同期は0.66億円の損失)だった。直営店チャネルにおいて、顧客データベースの情報整理と活用により効率的な営業活動を実施し、新規の顧客開拓に努めた。また、LEDと電力、サーバーとUTMといったセット販売に注力した。BPO事業の売上高は同88.6%増の2.49億円、セグメント利益は0.59億円(同0.01億円の損失)だった。顧客の業種を絞った新規営業展開を強化したほか、既存顧客からの追加業務の受注による売上の積み上げに取り組んだ。海外法人事業では上海支店を新設し、日系企業へLEDを中心としたエコ商材やOA機器の販売を開始した結果、売上高は同87.3%増の0.96億円、セグメント利益は同779.1%増の0.20億円だった。

17年9月期通期については、売上高が前期比27.8%増の56.50億円、営業利益が同141.5%増の3.00億円、経常利益が同206.9%増の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同250.5%増の1.90億円を見込んでいる。情報通信事業では、UTMやホームページ、サーバー等のネットワーク関連商材の販売を強化するとともに、「Ret'sひかり」等ストック収益の積み上げを図る。また、BPO事業では、既存顧客からの売上の積み上げとM&A実施による売上拡大に注力する。

《TN》

 提供:フィスコ

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