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【市況】日経平均は164円高でスタート、円安や米株高など好感、前日に続きメガバンク株が強い/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 17832.51 (+164.36)
TOPIX  : 1416.82 (+13.84)

[寄り付き概況]
 日経平均は反発してスタートした。15日の米国市場でNYダウは54ドル高となった。朝方は「トランプ銘柄」である金融株を中心に利益確定の売りが広がる一方で、下落していたハイテク株に買い戻しの動きが広がった。その後は原油相場の大幅上昇が好感され、引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。為替市場では米経済指標の予想上振れを受けて一時1ドル=109円台まで円安が進み、日経平均はこうした流れを受けて3ケタの上昇となっている。

 売買代金上位では、前日に続きメガバンク株が買われており、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>が5%前後、みずほ<8411>が3%超の上昇となっている。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、富士重<7270>などその他売買代金上位も全般上昇。一方で、JT<2914>、花王<4452>といった内需・ディフェンシブ関連の一角がさえない。三菱商事<8058>も小安い。

 セクターでは、銀行業や鉱業が3%を超える上昇となっており、証券、空運業、倉庫・運輸関連業も上昇率上位に顔を出している。反面、食料品のみ小幅に下げている。

《WA》

 提供:フィスコ

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