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【通貨】外為サマリー:一時1ドル107円80銭台に伸び悩む、日米の金利差縮小が重荷

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=108円08銭前後と、前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。

 欧州時間のドル円相場は、午後4時過ぎから急速に上げ幅を縮め、一時107円82銭まで伸び悩む場面があった。日本の長期金利が一時0.005%と約2カ月ぶりのプラスに浮上する一方、時間外取引で米10年債利回りが低下しており、日米金利差の縮小がドルの上値を重くしているもよう。足もとで急ピッチなドル高・円安が進んでいただけに、利益確定売りが出やすくなっている面もあるようだ。ただ、時間外取引でNYダウ先物が強含んでいることが下支えとなり、売り一巡後は午前につけた107円79銭の安値を意識するかたちで持ち直す動きとなっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=116円45銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.0775ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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