【通貨】外為サマリー:一時1ドル107円80銭台に伸び悩む、日米の金利差縮小が重荷
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
欧州時間のドル円相場は、午後4時過ぎから急速に上げ幅を縮め、一時107円82銭まで伸び悩む場面があった。日本の長期金利が一時0.005%と約2カ月ぶりのプラスに浮上する一方、時間外取引で米10年債利回りが低下しており、日米金利差の縮小がドルの上値を重くしているもよう。足もとで急ピッチなドル高・円安が進んでいただけに、利益確定売りが出やすくなっている面もあるようだ。ただ、時間外取引でNYダウ先物が強含んでいることが下支えとなり、売り一巡後は午前につけた107円79銭の安値を意識するかたちで持ち直す動きとなっている。
ユーロは対円で1ユーロ=116円45銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.0775ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)