【材料】<動意株・15日>(前引け)=ヤーマン、マルマン、タツモ
ヤーマン <日足> 「株探」多機能チャートより
マルマン<7834>=急伸。同社は14日の取引終了後、16年9月期決算短信において、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したことが好感されている。16年9月期連結決算が、売上高65億600万円(前の期比1.8%増)、営業利益1億9700万円(同38.3%増)、純利益7400万円(同74.2%増)となり、2期連続で黒字を計上し、17年9月期業績も売上高64億5000万円(前期比0.9%減)、営業利益2億円(同1.4%増)、純利益1億円(同33.7%増)と黒字幅拡大を見込んでいることが要因としている。
タツモ<6266>=続急伸。同社は14日の取引終了後、12月31日を基準日として1対3株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同時に、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表し、売上高73億6600万円(前年同期比20.6%減)、営業利益10億5400万円(同38.4%増)、純利益10億2200万円(同55.5%増)と大幅増益となったことも好感されているようだ。コーター部門で大型装置の検収がなかったため減収に終わったが、スマートフォンの普及を背景に電子部品の需要が堅調だったことから、半導体装置が大幅増となったほか、半導体業界向け搬送装置も伸長し増益に貢献した。
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出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)