【材料】アルファ---2Q営業利益51.1％増、セキュリティ機器事業は国内向けが好調

アルファ<3434>は11日、2017年3月期第2四半期（16年4-9月）決算を発表。売上高が前年同期比7.1％減の229.72億円、営業利益が同51.1％増の12.13億円、経常利益が同60.7％減の2.41億円、四半期純損失が11.16億円（前年同期は1.18億円の利益）だった。

主力の自動車部品事業については、国内向けが伸び悩んだほか、北米向けについても現地通貨ベースでは増収だったものの、為替の影響により減収となった。また、主要得意先のアセアンでの販売台数が伸びず、アジア向けについても売上が伸び悩んだ。その一方、セキュリティ機器事業については、コインロッカーの入れ替え需要増加や賃貸・戸建住宅向け電気錠の採用が順調に推移し、国内向けが好調だった。なお、利益面については、円高の影響があったものの、生産合理化の進展などが寄与した。

17年3月期通期については、売上高が前期比4.0％減の480.00億円、営業利益が同57.4％増の21.00億円、経常利益が13.50億円（前年同期は0.96億円の利益）、当期純損失が8.00億円（同3.97億円の損失）とする10月3日に修正した業績予想を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ