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【材料】リプロセルが3日ぶり反発、慶応大・順天堂大との共同事業が横浜市の特区関連の助成事業に採択

リプロセル <日足> 「株探」多機能チャートより
 リプロセル<4978>が3日ぶりに反発している。14日の取引終了後、同社が慶応義塾大学や順天堂大学と共同で進めている「iPS細胞由来神経細胞を用いた創薬支援のためのアプリケーション開発」が、2016年度横浜市特区リーディング事業助成の交付対象事業として採択されたと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 「特区リーディング事業助成金」は、「個別化・予防医療時代に対応したグローバル企業による革新的医薬品・医療機器の開発・製造と健康関連産業の創出」を目的とし、産学連携や市内への産業集積、雇用拡大によって横浜経済の活性化に寄与する特区事業に対して交付される助成金。今回、助成金の交付対象として採択された共同事業は、製薬企業が使用しやすい創薬支援アプリケーションを開発し、ヒトiPS細胞由来神経細胞を用いた新薬の開発を普及していくことを目的に進めている。

 なお、今回の採択により助成金を受け取ることになるが、受け取るのは来期を見込んでいることから、17年3月期業績への大きな影響はないとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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