【通貨】東京為替：ドル下げ渋り、「トランプ・ショック巻き戻し」との見方

ドル・円は一時105円を割り込んだが、足元は105円20銭台でもみあう展開となっている。日経平均株価が、前日比1000円程度上昇しておりリスク選好の円売りがでやすい一方、引き続き国内勢の売りがドルの上値を抑えているようだ。ある市場筋は足元の地合いについて「トランプ・ショックの巻き戻しであって、まだリスクオンではない」と慎重な見方を示す。

ここまでのドル・円の取引レンジは104円99銭から105円96銭、ユーロ・円は114円97銭から115円69銭、ユーロ・ドルは1.0909ドルから1.0937ドルで推移している。

《MT》

　提供：フィスコ