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【通貨】11月9日のNY為替概況


 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円68銭から105円87銭まで上昇し105円85銭で引けた。

米国大統領選挙の通過で景気見通しの不透明感が後退したほか、大統領に選出されたトランプ氏による景気刺激策、減税、規制緩和が景気を押し上げるとの期待にドル買いが加速。

ユーロ・ドルは、1.1036ドルから1.0920ドルへ下落して1.0930ドルで引けた。トランプ氏の政策を織り込む米国債券利回りの上昇を背景にドル買いが加速。

ユーロ・円は、114円13銭から115円78銭へ上昇。米国大統領選挙への不透明感が払拭しリスク選好の円売りが加速した。



ポンド・ドルは、1.2358ドルまで下落後、1.2484ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9773フランから0.9844フランへ上昇した。安全通貨としてのフラン買いが一段と後退した。


 【経済指標】・米・9月卸売在庫改定値:前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)・米・9月卸売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.5%、8月:+0.7%)

《KY》

 提供:フィスコ

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