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【通貨】外為サマリー:1ドル104円前半のもみ合い続く、米大統領選控え方向感に欠ける

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=104円35銭前後と前日午後5時時点に比べ8銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=115円23銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は104円前半での一進一退。104円30~60銭のレンジでの方向感に欠ける値動きが続いた。米国時間のきょう投開票を迎える米大統領選の結果を確かめたいとの姿勢は強く、様子見状態となった。市場では、民主党クリントン候補が優勢との見方が多いが、共和党トランプ候補の逆転の可能性もあり、ポジションをいったん閉じる動きもあるようだ。クリントン氏勝利はある程度、相場には織り込み済みで「105円台へのドル高が進む程度」(アナリスト)と予想されているが、トランプ氏勝利の場合、ネガティブサプライズで「100円割れへドル急落も」(同)との見方も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1042ドル前後と前日に比べ 0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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