【材料】市光工が一時9%高で年初来高値に急接近、国内工場の合理化などで17年3月期営業利益予想を上方修正
市光工 <日足> 「株探」多機能チャートより
国内工場の合理化効果や、ASEANの海外子会社の経営改善が前倒しで進んだことなどが利益を押し上げている。為替差損の計上はあるものの、国内の収益改善を踏まえた繰り延べ税金資産の計上効果などもあり、最終損益の大幅増益を見込んでいる。なお、売上高は円高の影響などで1133億円から1100億円(前期比7.7%増)へ下方修正した。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高508億7400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益11億1000万円(同11.9倍)、純利益12億6100万円(前年同期収支均衡)だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)