市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:一時1ドル104円50銭台に上昇、クリントン不起訴維持でドル買い活発化

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=104円35銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円10銭強の大幅なドル高・円安。ユーロは1ユーロ=115円56銭前後と同1円00銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は堅調に推移。午後2時過ぎには一時104円58銭までドル高・円安が進行した。米連邦捜査局(FBI)長官が議会に書簡を送り、米大統領選の民主党・クリントン候補のメール問題に関して、犯罪に相当しないという結論に変更はないと伝えた、と報道されドル買いが強まった。市場では「クリントン氏が大統領に選出された後に、メール問題が浮上する懸念はほぼ消えたようだ」(アナリスト)とみており、クリントン氏勝利への追い風になるとの見方が多い。ただ、クリントン氏の大統領選勝利を事前に織り込み、万が一、トランプ氏が勝利した場合、「ドルは100円割れへ急落するだろう」(同)とも予想されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1074ドル前後と前週末に比べ 0.0020ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均