【市況】ETF売買動向＝7日大引け、全銘柄の合計売買代金1569億円

　7日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.0％減の1569億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.9％減の1353億円だった。

　個別ではＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が11.12％高、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が9.95％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が4.16％高、上場インデックス中国Ｈ株 <1548> が3.74％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が3.73％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は8.91％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は7.41％安、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> は6.12％安、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> は5.93％安、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.45％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が271円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金927億1100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1024億7800万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が168億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が70億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が62億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が52億1400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が15億9700万円の売買代金となった。

株探ニュース