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【通貨】11月4日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円29銭まで上昇後、102円86銭へ反落してして103円00銭で引けた。

米国雇用統計で賃金が前年比で2009年6月来の大幅な伸びを示すなど、12月の利上げを一段と正当化する結果となったためドル買いが強まった。しかし、来週に控えた米国大統領選挙への警戒感から買いが続かず、伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1080ドルへ下落後、1.1127ドルへ反発。ユーロ・円は、114円20銭から114円78銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.2468ドルから1.2557ドルへ上昇した。年内の利下げ観測が後退したほか、英裁判所による判決を受けたハードブリグジットへの警戒感の後退でポンドのショートカバーが継続。

ドル・スイスは、0.9734フランから0.9681フランへ下落した。安全通貨としてのフラン買いが続いた。



 【経済指標】・米・10月非農業部門雇用者数:+16.1万人(予想:+17.3万人、9月:+19.1万人←+15.6万人)・米・10月失業率:4.9%(予想:4.9%、9月:5.0%)・米・10月平均時給:前年比+2.8%(予想:+2.6%、9月:+2.7%←+2.6%)・米・9月貿易収支:-364億ドル(予想:-380億ドル、8月:-405億ドル←-407億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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