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【通貨】外為サマリー:1ドル102円90銭台へ再度下落、リスクオフ姿勢で売り先行

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=102円94銭前後と2日午後5時時点に比べ70銭前後の大幅なドル安・円高で推移している。

 ドル円は午前9時過ぎに一時103円21銭まで値を上げたが、買い一巡後は売りに押され、午前10時前には再度103円を割り込んだ。米大統領選への不透明感からリスクオフ姿勢が高まり、日経平均株価が急落するなか、ドル売り・円買いが膨らんでいる。今晩は米雇用統計の発表があるが、米大統領選の結果では12月利上げ観測が後退することもあり得る。それだけに、足もとでは雇用統計よりも米大統領選に関心が向かっている格好だ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1102ドル前後と同0.0030ドル前後のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=114円29銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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