【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 伊藤忠、カカクコム、セガサミー　(11月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　日東紡 <3110>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→105億円(前期は109億円)に5.0％上方修正し、減益率が8.9％減→4.3％減に縮小する見通しとなった。

★No.2　ブレーキ <7238>
　17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は7.3億円の黒字(前年同期は4.5億円の赤字)に浮上したが、通期計画の40億円に対する進捗率は18.4％にとどまり、5年平均の63.8％も下回った。

★No.3　セガサミー <6460>
　17年3月期の連結最終利益を従来予想の100億円→300億円(前期は53.6億円)に3.0倍上方修正し、増益率が86.3％増→5.6倍に拡大する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3110> 日東紡 　　　　東１　　 +7.62 　 11/ 2　　上期　　　 -7.32
<7238> ブレーキ 　　　東１　　 +6.70 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡
<6460> セガサミー 　　東１　　 +6.24 　 11/ 2　　上期　　　163.76
<5384> フジミインコ 　東１　　 +6.19 　 11/ 2　　上期　　　-11.06
<6418> 日金銭 　　　　東１　　 +5.94 　 11/ 2　　上期　　　-19.72

<7723> 愛時計 　　　　東１　　 +5.47 　 11/ 2　　上期　　　153.20
<8282> ケーズＨＤ 　　東１　　 +5.18 　 11/ 2　　上期　　　 15.99
<2587> サントリＢＦ 　東１　　 +5.06 　 11/ 2　　　3Q　　　 17.08
<9090> 丸和運機関 　　東１　　 +4.87 　 11/ 2　　上期　　　 25.29
<5821> 平河ヒューテ 　東１　　 +4.74 　 11/ 2　　上期　　　 33.33

<5801> 古河電 　　　　東１　　 +4.64 　 11/ 2　　上期　　　 28.02
<2281> プリマ 　　　　東１　　 +4.52 　 11/ 2　　上期　　　 64.05
<2371> カカクコム 　　東１　　 +4.31 　 11/ 2　　上期　　　 15.02
<4975> ＪＣＵ 　　　　東１　　 +3.38 　 11/ 2　　上期　　　 -4.36
<3941> レンゴー 　　　東１　　 +3.03 　 11/ 2　　上期　　　120.08

<6723> ルネサス 　　　東１　　 +2.81 　 11/ 2　　上期　　　-57.04
<5451> 淀川鋼 　　　　東１　　 +2.76 　 11/ 2　　上期　　　 68.46
<5301> 東海カ 　　　　東１　　 +2.48 　 11/ 2　　　3Q　　　-85.60
<8001> 伊藤忠 　　　　東１　　 +2.02 　 11/ 2　　上期　　　　4.80
<2811> カゴメ 　　　　東１　　 +1.44 　 11/ 2　　　3Q　　　 94.72

<5741> ＵＡＣＪ 　　　東１　　 +1.22 　 11/ 2　　上期　　　　0.90
<6440> ＪＵＫＩ 　　　東１　　 +1.15 　 11/ 2　　　3Q　　　-70.58
<4299> ハイマクス 　　東１　　 +0.57 　 11/ 2　　上期　　　 13.05
<2812> 焼津水化 　　　東１　　 +0.50 　 11/ 2　　上期　　　 47.14
<8728> Ｍ２ＨＤ 　　　東１　　 +0.40 　 11/ 2　　上期　　　-78.03

<8935> ＦＪネクスト 　東１　　 +0.16 　 11/ 2　　上期　　　134.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース