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【市況】東京株式(寄り付き)=続急落、米大統領選控えリスクオフで1万7000円割れ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比170円安の1万6964円と続落。

 前日の米国株市場ではNYダウが6日続落と下値模索の動きを強めており、外国為替市場で1ドル=102円台に入った円高進行や1バレル=45ドル台を割り込んだ原油市況安などを背景にリスク回避の動きが強まっている。米大統領選を8日に控え、勝利濃厚とみられていた民主党候補のクリントン氏がメール問題の再燃を受けて支持率を落とし、共和党候補のトランプ氏が再び急速に存在感を高めており、これが米国だけでなく世界の株式市場にとって最大の不透明要因となっている。下値では日銀のETF買いが支えになるとの期待もあるが、日本時間今晩に予定される10月の米雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、買い向かう動きは限られそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで目立つのは海運、保険、輸送用機器、鉱業、電気機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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