【材料】ソニー、TDKなど◆今日のフィスコ注目銘柄◆

TDK<6762>

足元でリバウンドが続いており、直近戻り高値水準での攻防。下値は25日線が支持線として機能している。一目均衡表では雲上限での攻防から雲上限を突破してきている。遅行スパンは上方シグナルを発生させてきており、一段のリバウンドが意識される。なお、利益計画を上方修正している。コンセンサスを下回っているものの、そもそも従来計画時点でコンセンサスとの乖離が大きかったこともあり、上方修正による減益幅の縮小は好感されそうだ。


ファナック<6954>

強いリバウンド基調が続いているが、決算発表を受けて利食いの流れに向かいそうである。今期純利益は小幅に上方修正したが、コンセンサスを下回っており、今回はサプライズとはならなかった。ただ、4月高値水準が支持線として意識されるため、短期的にショートスタンスながら、大きく調整する局面では押し目拾いとなろう。


ソニー<6758>

電池事業売却で減損損失を発表している。選択と集中といった意味では評価されようが、株価は高値もち合いが続いていたこともあり、利益確定に向かわせやすいだろう。一目均衡表では雲上限レベルでの攻防から雲を突破しているが、転換線、基準線のほか、25日線なども上値抵抗として意識されやすいだろう。短期的なショート戦略にも。

《WA》

　提供：フィスコ