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2016年10月28日16時50分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年10月28日

 28日の市場は日経平均が反発。終値は前日比109円高の1万7446円で、4月22日以来の高値をつけて引けた。前日の米国株は安かったが、円相場が1ドル=105円台前半をマークしたことが好感されて終日堅調に推移。円相場に関しては一段の下落も想定され市場の先高期待を強めている。もっとも、短期的な過熱感も意識され、1万7500円台へ一気に乗せるまでには至らなかった。

 昨日の米国市場は長期金利の上昇を嫌気してダウ平均が反落した。年内利上げ観測が一段と強まり10年物国債利回りが5カ月ぶり水準へ上昇。欧州市場でも金融緩和継続観測が弱まりこちらでも金利が上昇に転じている。この日は原油相場が反発して相場の下値を支えたが、金利高、ドル高の負の面が意識されるようになっている。一方、東京市場にとっては一段の円安が見込める都合の良い展開に。さっそく足元でも1ドル=105円台定着の動きが出ており、日経平均も1万7500円を捉える態勢に入りつつある。経営が不安視されているドイツ銀行の決算が予想外の黒字だったことも安心感を呼び、こちらからも円安の流れを後押ししてくれている。スケジュール的には今晩の米7-9月GDPや来週1日の日銀政策会合、米FOMC、そして来週末の米雇用統計と材料が目白押し。そして再来週には米大統領選も控えている。来週からより動きが出やすくなってくるので目が離せない場面が増えるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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