【材料】富士フイルムが続落、円高響き17年3月期営業利益を一転減益予想へ下方修正
富士フイルム <日足> 「株探」多機能チャートより
フラットパネルディスプレー材料事業、電子材料事業などが売り上げを伸ばし、インスタントカメラの「チェキ」シリーズなども好調だったが、為替が円高に推移したことで上期業績が減収減益に終わったことに加えて、想定為替レートを1ドル=105円、1ユーロ=115円に見直したことが要因。これにより、営業利益は15.1%増の増益見通しから一転、減益見通しとなる。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆1209億3700万円(前年同期比8.6%減)、営業利益634億7200万円(同21.3%減)、純利益335億4400万円(同28.5%減)だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)