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【通貨】東京為替:ドルは103円後半、戻りは限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

19日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。午前中に発表された中国の経済指標が強弱まちまちでドルの戻りは限定的となった。ドル・円は、前日海外市場で104円台から103円台に押し戻された流れを受け継ぎ、朝方は日経平均株価の下落で103円65銭まで下落。その後は日経平均のプラス圏浮揚によりドルは値を戻す展開に。

注目された中国7-9月期国内総生産(GDP)は予想通りの前年比+6.7%となったほか、9月鉱工業生産と同小売売上高は強弱まちまちの内容。これを受け、上海総合指数や日経平均の上昇は小幅にとどまり、ドル・円の戻りも鈍い展開となった。


ランチタイムの日経平均先物はプラス圏推移が続いており、目先の株安への警戒感は低下している。ただ、ドル買い材料が乏しく、前日同様104円付近で伸び悩む展開となりそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは103円65銭から103円95銭、ユーロ・円は113円93銭から114円10銭、ユーロ・ドルは1.0974ドルから1.0993ドルで推移した。


【要人発言】

・麻生財務相

「ポンドも急激に下落しており、注視していく」



【経済指標】

・中・7-9月期GDP:前年比+6.7%(予想:+6.7%、4-6月期:+6.7%)

・中・9月鉱工業生産:前年比+6.1%(予想:+6.4%、8月:+6.3%)

・中・9月小売売上高:前年比+10.7%(予想:+10.7%、8月:+10.6%)

《MK》

 提供:フィスコ

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