市場ニュース

戻る
2016年10月18日17時15分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年10月18日

 18日の市場は日経平均が3日続伸。終値は前日比63円高の1万6963円で1週間ぶりの水準まで回復してきた。米株下落を受けて朝方は安く始まったが、売り物が少ないと見るや徐々に押し目買いが優勢となり、幅広い銘柄が買われるなど底堅さを今日も感じさせている。中国人民元安が一服したことも買い安心感に。円相場は終盤に104円台へ戻し円安基調を維持している。

 昨日の米国市場は原油相場の下げを受けてダウ平均は反落。9月14日以来約1カ月ぶりの安値で取引を終えた。欧州株が軟調に推移したことも手じまい売りを誘う一因に。序盤は主力企業の決算を好感して小幅高となる場面があったが、出来高が膨らまず、様子見を決め込む投資家がこの日は多かったようである。一方、東京市場は1ドル=103円台に上昇していた円高や米株安にもかかわらず、日経平均の押しが55円と浅かったことから、10時以降は押し目買いが優勢となる底堅い展開。中国人民元が上昇したこともマインド改善につながり、1ドル=104円台に戻した円安の動きとともに終盤までじり高歩調を辿って行った。東証1部の売買代金は11日連続の2兆円割れだったが、それ以上に売り物が少なくなっており、薄商いでもじわじわと水準を切り上げられる状態となっている。下がれば日銀がいつでも買ってくれるという安心感も投資家のリスク感覚を和らげているようだ。明日は円安基調が保たれれば1万7000円台に再度トライする可能性がありそう。(ストック・データバンク 編集部)

日経平均